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特集
薬味

「食生活」表紙
「食生活」第106巻6月号
5月10日発売 定価1050円(税込)詳細を見る

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「SUKIYAKI」
発売中 定価3,800円(税込) 詳細を見る

月刊「食生活」リニューアルにあたって



 2011年3月11日に発生した東北関東大震災によって被災した皆さま、影響を受けた皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。

 このようなさなかではありますが、月刊「食生活」は今年で創刊106年を迎えることができました。これもひとえに、読者の皆さまに長くご愛読いただいているお陰であると深く感謝しております。

 弊誌は、創刊1907 年(明治40年)に旧・内務省の意向を受け、『化學的食養雑誌』(監修・石塚左玄/発行・食養會)の誌名で世に発行されました。創刊者の軍医石塚左玄は「鳴呼何ぞ学童を有する都会魚塩地の居住者は、殊に家訓を厳にして体育智育才育はすなわち食育なりと観念せざるべけんや」という言葉を遺しました。このように発行当初から「食」を通じた教育の価値を長年提唱してきました。この精神を受継ぎながら、月刊『食養』、『國民食』に改名し、終戦直後の1946年(昭和21年)に現在の月刊『食生活』となりました。

 昭和22年には、世界初となる国家資格としての栄養士が制定され、国民全体に対しての総合的栄養教育が始まりました。まさに日本の栄養士とともに、弊誌は歩んできたともいえます。

 しかし現在、栄養士を始めとする食に携わる業界では、それぞれの専門性ばかりが追求され、総合的な見識をもった人材が少ないという現実も否めません。そこで、弊誌はひとつの食材を切り口に、従来からのエビデンスを重視する姿勢を守りつつも、多面的な視点でものごとを伝えられるような雑誌へと、全面リニューアルすることに踏み切りました。栄養士、管理栄養士はもちろん、調理師などの食に関わるすべての方々に知っていただきたい記事を掲載しております。

 賛否両論あるかもしれませんが、私ども編集部スタッフ一同は、後の百年を築き上げる覚悟のもとで邁進していくつもりです。

 今後とも変わらぬご高配を賜りますよう、心からお願い申し上げます。



月刊『食生活』エグゼクティブプロデューサー
管理栄養士・専門調理師
松本栄文(まつもと さかふみ)

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