
「食生活」第104巻 8月号
7月10日発売 定価690円(税込)
八ヶ岳を望む美しくも小さな町・長野県南佐久郡小海町。山菜や木の実、畑でつくる野菜など、季節感あふれる食卓なんて当たり前。素朴だが、とても豊かな食生活のなかで、今回取材した管理栄養士・小池美恵子さんは育った。「金子信雄さんの料理番組や3分クッキング、グルメ番組ばかり夢中でみていましたが、当時はまだ、自分で料理をしようとは思っていませんでした」。

日本人の多くが好む海のデザート、海胆。姿が栗に似ていることから、「海栗」とも書かれる。漢語で「胆」は「腸(わた)」を表すもので、海に生息し、腸を食べるものとして「海胆」の字があてられた。「海胆」を「うみい」と読み、「うに」に変化したといわれている。

岩手県は本州の北東部に位置し、ほぼ南北に延びている。伝統的な食文化の視点で同県を区分すると、県北は雑穀文化、県央は粉文化、県南は餅文化、太平洋沿岸は魚介類の文化、奥羽山系は山菜・きのこなどの保存食文化といえる。今回はそのなかから、「ゆりぶかし」「くるみ雑煮(写真)」「豆しとぎ」のレシピを紹介する。

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